「わたしのこと、わたしのもの」という偶像は、どんな組織の中にも深く根付いてしまう可能性があります。それが現実となると、神が私たちに願う寛大で喜びにあふれた生き方は妨げられてしまいます。この世の価値観によると、私たちは皆ライバルです。他人は自分の成功を脅かす存在なので、相手に対して隙を見せず、信頼もしません。しかし、この世の考え方は、神の御国の価値観、私たちクリスチャンがお互いをどう思いか、をコントロールすることはできません。私たちは限定された市場で競うライバルではありません。神の使命の中で働くパートナーです。この真理が私たちの心をとらえる時、自己中心や高慢、独りよがりといった傾向を追い出してくれます。そして、今までにない形で寛大に与え、健全な協力体制を持つために、私たちのことを解き放ってくれます。